ビデオミーティングにおける、カメラオフに対して思うこと

追記:本エントリは僕がそう思うってだけの話なので、誰かに強制したい意図とかはないです。それぞれ自身の思うように生きて、青空のもと健やかに過ごしてください。

僕自身は、双方向のやり取りが行われるかつ、ビデオミーティングが労働の対価を得ている業務の一部である場合、オンにすべきだと思う。理由は僕自身が相手の顔色や、リアクションから情報を多く得ている実感があり、単純にコミュニケーションの効率が良いこと、また仕草や表情、動作というノンバーバルコミュニケーションが対人の情報伝達において多くを占めるという研究もあり、それなりに根拠が認められていることからそう思う。

逆に、カメラオフにする場合、相手に与える情報が減り、間接的に相手の仕事の効率を落としているという自覚があるから、僕は双方向のコミュニケーションが必要な場合は基本的にカメラをオフにすることはない。

カメラをオンにしたくない理由として、部屋を見せたくない、化粧をするのがめんどくさいといった理由があることはわかるが、バーチャル背景を利用するなり、そもそも化粧をするのは個々人の趣向であって、労働対価を払っている企業にはそもそも関係のないことだと思う。

一方で、工夫の余地がないかというとそうとは思わない。元の話は双方向のやり取りを効率化するための手段としてノンバーバルコミュニケーションが有効であると僕は考えているので、コミュニケーションが効率化されるのであれば特に手段は何でもいいと思う。事前に資料や、テキストメッセージでコンテキストを十分に共有するだとか、画面共有でビジュアルを追加するとか、工夫できることは多くあると思う。そういった工夫をした上で、カメラをオフにするのは何も問題がないと思う。

一方で、そういった工夫もせずに、自分の主義、趣向で相手の生産性を落とすようなことは僕はしたくないと思う。