年始くらいから、肋骨のあちこちや、みぞおちの辺りの骨が痛く、何度か整形外科に通っており、軟骨が炎症を起こしているか肋間神経症という診断で、湿布を貼ったり、痛み止めを飲んだりあれこれしたり、そうこうしているうちに腰の調子も悪くなり、ベンチプレスのやりすぎなのだろうと思って過ごしていた。

しかし、ベンチプレスの頻度を落としても一向に症状が良くならないので、これは日々の習慣のなにかだろうとぼんやり考えて生きていたのだけど、半年くらいしてから、いや、キーボード小さすぎないか??という事に気づいた。

僕は体の作りがいわゆる鳩胸ってやつで、だいぶ人より胸が出ていて、開いているような体の作りをしている。ゆえに普通にキーボードを打とうとすると、結構キュゥぅーーってしないとキーボードを打てないような体なのだ。

そこで最初に考えたのはマイクロソフトの5KV-00006だった。

この製品は値段も安いし、ちょっと試すのに良さそうと思ったのだけど、福岡のヨドバシやビッグカメラで取り扱いがない上に、噂によるとESCキーが薄いらしく、vimmerの僕にはそれが死活問題なのでやめた。その後、良いキーボードを探していると、分割できるものや、その他を眺めると圧倒的にUS配列の物が多く、キータッチを矯正しようと思っていたところ、山口さんから啓示が届いた。

以前から身の回りには自作キーボード派が多く、認識はしていたのだが、はんだ付けしたり、LEDつけたりするの面倒だなってのと、ハマったときに死ぬほど金かけてしまうのではないかという懸念があった。

調べてみると日本語配列のものや、キー数の少ないものとか色々あり、また組立サービスもあるので、自分でやるのはドライバやキーマップの書き込みくらいですぐに導入できた。

僕は、遊舎工房さんで、JISplit89というキーボードのキットを組み立てサービス込みで購入して、コミコミ35,000円くらいだった。

JISplit89

内訳としては、こんな感じ。

知らなかったのだけど、組み立てキーボードはスイッチを規格が合えば自由に変えれて、キータッチの感触を自分で色々変えられるのはとても便利。カシャカシャ系が好きな人とかも好きなだけカシャカシャできると思う。

最初、僕も思いっきりカシャカシャ言わせてやろうと思ったのだけど、来年とかたまにはオフィス行ったり出張しそうだから、控えめにしといた。

商品が届いてからは、remapを利用して、好きなキー配列をひたすら作ったり、

https://remap-keys.app/configure

ドライバのソースをコンパイルして、ホールドとされるまでの時間を調整したり、2つ同時押ししたときの挙動を変えたり、調整を重ねている。

自作キーボードの面白いのはレイヤーキーというのがあって、そのボタンを押している間は、例えば[J]というキーが[⬇]キーになったりする。これがとても便利で、これまで遠かったキーがすぐに押せたり、プログラミングでよく使うキーもシュパシュパ押せるようになった。特に僕はレイヤーキーを押している場合はカーソル操作をvimと同じにしているので、常にvimと人生を過ごせるようになったと言っても過言ではない。

これに加えて、ソフトウェアのレイヤーでもKarabinerを利用して、ショートカットを錬成しまくると、これまでの俺の人生は何だったのだというくらい、キーボードを打つのが楽になった。

厳密には最初はキーボードのタッチが変わるのでそれになれるまでミスタイプが増えたり、自分で設定したレイヤーキーを覚えきれてなかったりしてかえって苦労したが、それはすぐに時間が解決してくれた。

そして、なにより、分割することで胸を開いてタイピングするようになった結果、肋間神経症も完全に治ってしまった。

僕の要因神経症がきっかけで検討する人はあまりいないかもしれないけど、自作キーボード、かなりライフチェンジングなのでぜひ試してみてほしい。

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