障害対応をHuddlesでやらない拘りがある

多分、この10年で殆どやったことがない。

理由は、以前笹田さんが何かで講演してるときに聞いたRubyの速度に関する話で、意訳、要約、僕の頭に残ってるワードでは

「Rubyは遅いと言われることもあるが、Ruby on Railsなどを使って動くものを作るという意味では速い」

ようは処理系としてはC言語やGoと比べると遅いこともあるが、事をなすという意味では速いという意味です。僕なりの解釈だと、どのタイムスパンで速いかという話だと理解して、以来大事にしている価値観です。

障害対応もそうだし、ちょっとしたやりとりもそうなんだけど、音声でやり取りしたほうが速いこともある。それはわかる。

しかし僕達が日々相手にするようなWEBシステムは同じような問題も起きるし、テキストでやっていると、ちょっとしたコマンドの履歴とかも検索で引っかかるとラッキーだし、どういう思考でどういう切り分けをしたというのは、意外と手に入れづらい財産だったりする。またテキストであれば単純に現在から未来にかけて見てもらえる範囲が広い。

故に僕は、障害対応のようなクリティカルな局面ほど音声を嫌って、むしろ無視してテキストでやっている。

これが来年にはこっちのほうが速いって確信があるし、実績もあるからそうしてる。

何もをもって速いかというのは、この先も大事にしたい価値観のひとつだなと思ったので改めて書いた。