箱のなかでグレート

最近自社で、技術広報に関わる機会をいただいて、なぜカンファレンスやコミュニティに属したほうがいいのかを改めて言語化する機会があったので書こうと思った。

ある会社のフェーズや、その時の状況で触れられる技術、必要な技術は異なる。その時のベストもある。

一方で、社会は資本主義であり、相対的に価値が決まるということを、いろんなものを省いてシンプルに考えると、組織に属する個々の能力の足し合わせが組織の価値となることが多いと思う。

その時に、ある組織の中で最適化された能力を持っていても、結果的にその組織外で高い能力ではない場合、その組織は個々の能力を足し合わせても相対的には劣であるという状況になりえると思っていて、組織内の絶対評価も他の組織と比べると相対的な評価になるのだとアタリマエのことを思っている。

故に、カンファレンスやコミュニティに属することで他との相対的な差を知ったり、他から学ぶことが結果的に優位につながるという考えを持っているというか、前職の先人から学んだ。

こう書くと当たり前のことなのだが、体感として学ぶことができて幸せだなと思っているのと、もっとこういうきっかけを自分も与えていける人間にならなくてはならないなと思った。