生成AIをWrapするビジネスに賭ける胆力がない

僕にはない。

この前、YouTubeで堀江さんがomakase.aiの創業者に、こんなん俺もすぐ作れるって言ってて、omakase.aiの創業者の方、激おこしてたんだけど、僕は堀江さんの感覚、結構わかって、OpenAIなり、何かしらの生成AIサービスをバックエンドにして、ファインチューニングするなり、ガードレール作るなり、インデックス食わせるなりで工夫するくらいなら参入障壁も低いし、何より、ビジネスのコアコンピタンスを握ってないから、危うさを感じる。

これは前職のGMOインターネットグループの熊谷代表がよく言ってた言葉で、「刀の柄を持て」っていう言葉がある。ちょっと記事は古いけどこういうこと。

熊谷正寿 - 公式サイト おかげさまで21周年

Ｗｅｂ２．０　マッシュアップ時代への警鐘 | 熊谷正寿 - 公式サイト おかげさまで...

https://www.kumagai.com/?eid=293

近頃、ＩＴ業界では「マッシュアップ」という言葉、サービス開発手段が大流行です。データベースを持っている会社がＡＰＩを公開し、データベースを持たない会社が、ＡＰＩを利用して便利なサービスを開発することを言います。「マッシュアップ」とは、もともと音楽業界の用語です。昔、ある”判断”を父に相談しました。父は「喧嘩をするときに、刀の”刃”と”柄”とどちらを持つ？」と言いました。僕は「”柄”を持つに決まっているじゃない。」と回答しました。父は一言「お前が、今やろうとしていることは、刃を持つに等しいことだ。」と...

生成AIをバックエンドにもつサービス、もれなく刀の刃をもつ側に立つことになるから、めちゃ難しいだろうなって思う。